抗がん剤による脱毛の副作用｜医療用ウィッグ・医療用かつらのアンベリール

医療用ウィッグは脱毛が始まる前に準備しよう！

抗がん剤治療の副作用で、脱毛がおこる事がわかったら、早めに医療用ウィッグを準備しておきましょう。
抗がん剤治療開始後、すぐに脱毛が始まるわけではありませんが、治療が始まると副作用で体がダルくなったり、手足がしびれたりと、心と体に余裕がなくなってきます。
いつ髪が抜けるのか？と不安に思う時間を過ごすよりも、事前にウィッグを準備しておけば、脱毛が始まった時にあわてずにすむので、心の余裕につながります。
髪が抜ける事は、精神的ダメージも大きいので、ウィッグが手元にあることで、ダメージを抑えることができます。
病気の時は、心が弱くなりがちです。ウィッグを着ける事で、気持ちに余裕ができ、前向きに治療に取り組めるのではないでしょうか。

脱毛した時の頭皮のケア

脱毛したからといって、シャンプーをしなくても良いわけではありません。
また、髪が少ないからといって、ボディソープで頭も一緒に洗うのは避けましょう。
頭皮は顔よりも、皮脂の分泌が多いので、洗わずにいると毛穴に汚れが詰まり、炎症をおこしてしまう事があります。
一日中医療用ウィッグを着けていると、頭に汗をかくこともあると思います。
汗をかいた後、頭皮のケアを怠ってしまうと、毛穴が詰まり、抗がん剤の治療が終わった時に、髪が生えてくるのを妨げてしまう事があります。
シャンプーは、赤ちゃんも使用できる、優しいタイプのものを選ぶと良いでしょう。泡で出るタイプを使うと、よりやさしく頭皮を洗う事ができ、すすぎ残しを減らせます。
トリートメントやコンディショナーは、髪に着けるものなので、頭皮には使わないようにしましょう。
爪を立てないよう、やさしく洗い、十分にすすぐようにします。ドライヤーを使う時は、頭皮からできるだけ離して、低温または冷風で乾かすようにしましょう。

ガン治療での脱毛について