子供用の医療用ウィッグのサイズ、品質について

子供の頭はまだ成長段階にいるため、医療用ウィッグを使う時もサイズ選びに気を付けましょう。
ぴったりのサイズを選んでしまった場合、長期利用になった際にサイズが変わってしまい、きつく締め付けてしまう可能性がございます。

このページの目次

1. 1、最初のサイズ選びについて
2. 2、サイズ選びで特に重要視する事
3. 3、子供向けウィッグの髪質に良いものとは？
4. 4、ベースネットの選び方
5. 5、ベースネットの柔らかさの選び方

1、最初は少し緩めのサイズを選んで、詰めておくことも考慮しましょう。

医療用ウィッグのサイズがゆるいまま装着すると、安定感がなくずれたりしますので、頭にフィットするよう、ベースキャップを詰めておいて、成長の様子を見て少しずつ調整した方が良いです。

2、頭回りを優先してサイズを選んだ方がおすすめです。

頭回りのサイズを少し大きめの物にして、他のところは馴染ん来たりするので、全体的に大きいサイズにすると失敗につながります。
医療用ウィッグには寿命がありますので、サイズ選びでも長くて２年から３年使われることを予定しましょう。

3、子供用のウィッグの髪質に良いものとは？

子供用の医療用ウィッグは人毛100％にすることが多いですが、特に人毛に拘る必要はありません。
人毛100％の髪質ですと、自然な風合いを出せるということでは優れていますが、ウィッグ専用の人工毛の開発が驚くほど進んでいる今は、人毛と人工毛のミックスにすることも充分可能です。
一つを長く使うことより、複数枚用意でき、衛生的に使うことを優先した方が賢い選択です。

成長期の子供のサイズの変化も顧慮すると、高額になる人毛よりミックスの方が良いでしょう。
医療用ウィッグはお手入れが大事ですので、髪の保養に十分気を付けましょう。
特にお子様の場合は汗をかきやすいので、シャンプー、トリートメントをまめに行うことをおすすめします。
ウィッグの髪質はお手入れで差が出ますので、丁寧に扱う分長持ちできます。

4、ベースネットの選び方

子供の場合、ウィッグのベースキャップに締め付け感があると、つけることを最初から拒みます。
伸縮性に富んでいながら、気持ちよくフィットする素材になっているかを確認しましょう。
また、　お子様はよく動く分汗も大人より何倍もかきます。
吸汗性の良い素材と通気性に良い素材、また、人工肌の素材も通気性を優先して作られることを求められています。

5、ベースネットの柔らかさの選び方

子供用の医療用ウィッグのベースネットは伸縮性があり、通気性が良いとしてもベース素材が固めてチクチクすると、台無しです。
子供の柔らかい肌にふさわしいやさしい素材になっているかチェックしましょう。
子供がストレスなく医療用かつらを利用できるように、医療用ウィッグのことをよく研究して、家計にも、体にも無理なく使える医療用かつらを選びましょう。